大麦のコレステロールを下げる機能性でたくさんの商品の機能性表示が認められる

大麦最近、注目されている食品の一つに麦があります。
麦というと皆さんの生活では麦茶や麦ご飯や雑穀ご飯用の押し麦、麦こがし(こうせん、はったい粉)などを見かけると思います。
実はここ数年、大麦に対する評価が上がってきているのですが、いまいち大麦はどのように体に良いのか、分からないといった印象を持っている人も多いと思います。
今回は大麦についてのお話になります。

栄養食品協会の評価

大麦日本国内で大麦については2013年に(公財)日本健康・栄養食品協会が以下の評価をしています。

  • コレステロールの正常化
  • 食後血糖値の上昇抑制効果
  • 満腹感の持続作用

大麦は大麦の機能性評価が高くなっており、機能性表示食品としても採用されています。

機能性表示食品が続々と増えてきています

大塚製薬が機能性表示食品として届出をした2商品

  • 大麦生活 大麦ごはん
  • 大麦生活 大麦ごはん和風仕立て

が受理されたのをはじめとして、はくばくや永倉精麦といった数々の大麦を取り扱うメーカーからも届出をしていますので、大麦の機能性表示食品が今後、増えてくると思います。
(はくばくの「大麦効果」、永倉精麦の「もっちり麦」は既に受理されています)

認められたのは海外が先

大麦元々は2006年にアメリカでの認可が先駆けでした。
その時にはβ-グルカンを含む全粒大麦と乾燥大麦粉、ビタファイバーに対してで、血中コレステロール低下による冠状動脈心疾患のリスク低減という表示許可でした。
以降、韓国、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドとβーグルカンや大麦由来の食物繊維に関しては健康強調表示の許可が出ています。
世界中で大麦の凄さが注目されているということですね。

大麦にはすばらしい成分が!

お医者さん大麦に含まれている成分で注目したいのは大麦β-グルカン(おおむぎべーたぐるかん)です。
大麦β-グルカンは水溶性の食物繊維になり、ゼリーのような状態になりますので、糖質やコレステロールを包み込んで排出するという働きをしてくれます。そのため、

  • 体内での糖質の吸収を穏やかにする
  • コレステロール値を下げる

といった効果が期待出来るのです。

しかも、コレステロールに関しては総コレステロールやLDLコレステロールに対しては穏やかな数値になりますが、HDLコレステロールに対しては下がらないので、トータル的に適切なコレステロール値を目指す役割になるのです。

コレステロールにおいては、β-グルカンが胆汁酸と合わさり排出させる事でコレステロールの排出に役立つ事と、β-グルカンのおかげで腸内の発酵が活発になる事が分かっており、発酵によって作られるプロピオン酸や酪酸がコレステロールを作る酵素を阻害するためコレステロールの生成が減少するといった働きをする事からLDLコレステロールの上昇に対して効果があるといわれています。

コレステロールが気になったら大麦成分を!

大麦がコレステロールに有効という事は分かったと思いますが、普段、大麦の摂取をする機会のない人にとってはどのように摂取をしよう?となると思います。
大麦を摂取したい場合はやはり押し麦などが有効です。
最近ではお米の売り場で一緒に「押し麦」や「雑穀米」が販売されていると思います。
これらを白米に混ぜて炊き込むだけで少しずつ大麦の摂取が可能になります。
目安としてはお米1合に対して大さじ1ぐらいを混ぜ、以降は好みに合わせて量を調整してみると良いでしょう。

他にも手軽に大麦成分を摂取できる方法としてはお茶があります。
お茶などはコンビニなどで入手できますよね。
一例としてご紹介するのは「お~いお茶 日本の健康 玄米茶」です。
緑茶とお米に、とうもろこし、大麦、はと麦、抹茶、食物繊維が入っており、難消化性デキストリン(食物繊維)も含まれています。

  • お腹の調子を整える
  • 脂肪の吸収を抑える

といった機能性表示食品になっています。
大麦を食べるのが面倒、難しいという場合はこのように大麦が使われているお茶を探して少しでもコレステロール対策に役立てるようにしてみて下さい。