最新の血糖値の基準値は?一日の中での変化に注意

血糖値測定血糖値が高いと糖分を下げる役割のあるインスリンの分泌量が少なかったり遅いといった事がわかるようになります。
そのため、血糖値を測定するのですが、どのぐらいの基準で糖尿病になってしまうのか、どのぐらいの数値までは問題がないのか?といまいちわからなくなる事もあります。
普段から血糖値の基準値を知っておき、健康管理に役立てると便利です。

血糖値の検査を行います

血液検査血糖値を調べる際には空腹時血糖を測定するために指定された時間から飲食を避けるようにします。
検査の時間によって指定される時間は違ってきますが、基本的には検査予定の10時間前からの食事は禁止です。
例えば午前中の10時ごろに検査予定であれば夜の12時以降は食事はしません。
当日の朝も絶食で、水分摂取に関しては指定を守って検査に行くようにします。
一般的に水分摂取では水やお茶のみは問題ないといった判断になりますが、ジュースや牛乳、コーヒー飲料といったものは糖分が含まれる可能性がありますので避けるようにします。
また、注意点としては暴飲暴食すると数値に影響が出る場合もありますので、前日は消化の良い食べ物を食べ、飲酒も避けて下さい。

検査当日は血液の採取をします。

血糖値を測定する身近な機会としては特定検診が当てはまりますが、この検診の際も空腹時血糖を測定する血液検査になります。

数値の変化があるって本当?

isya001血糖値は1日の中で一定数値という訳でなく、実は変化があります。
例えば一般的に数値に問題のない人でも70mg/dlから高くても130mg/dlの数値の間での変動があるのです。
食事前と食事後の血糖値でも違いが出てきますので、1日中同じ血糖値ではないという事になります。

正常型として問題のない数値

一般的な基準値としては
空腹時血糖…70~109mg/dl
食後2時間血糖…140mg/dl未満
と考えます。
この数値に当てはまる人は平常型になり、この数値よりも上回る結果だった場合は自分がどの型にあてはまるのかを把握していく事になります。

糖尿病型の特定をする数値は

糖尿病型に当てはまる数値

  • 早朝空腹時血糖値の数値が126mg/dl以上
  • 75gOGTT(食後2時間後の血糖値)の数値が200mg/dl以上
  • 随時血糖値が200mg/dl以上
  • HbA1cが6.5%以上

早朝空腹時血糖値の数値が126mg/dl以上かをまず見てみましょう。
126mg/dl以上だった場合は、糖尿病型に当てはまる事になります。
更に詳しく調べるために75gOGTT(食後2時間後の血糖値)の数値も見る事になります。
食後2時間後の血糖値が200mg/dl以上だった場合も糖尿病型に当てはまります。
両方当てはまると糖尿病という訳でなく、どちらかの数値が超えているようであれば糖尿病型として診断していきます。
また、随時血糖値が200mg/dl以上だった場合やHbA1cが6.5%以上だった場合も糖尿病型に当てはまります。

糖尿病型の診断を受けた場合は運動療法や食事療法、薬物療法など、状況に合わせて治療を行っていく事になります。

境界型に分類される場合も

検査の結果、糖尿病型、そして平常型のどちらにも当てはまらない数値の人もいます。
これらの人は境界型に分類されますが、3つの型に分かれます。

・空腹時高血糖
空腹時の血糖値が110から126mg/dlに当てはまり、食後2時間の血糖値が140mg/dl以下

・食後高血糖(耐糖能異常)
空腹時の血糖値が110mg/dl以下で、食後2時間の血糖値が140mg/dlから200mg/dl

・空腹時高血糖と食後高血糖
空腹時の血糖値が110から126mg/dlに当てはまり、食後2時間の血糖値が140mg/dlから200mg/dl

境界型といえども糖尿病予備軍に当てはまる状況の人と診断します。
食後高血糖だった場合は動脈硬化を後々促進するという事がわかっているので動脈硬化などの発症がないかなども併せて検査します。
早いうちに血糖値を抑えるようにする治療を始める場合が多いです。

また境界型と診断された場合でも

  • 減量
  • 食事内容の見直し(動物性脂肪や糖質摂取の制限など)
  • 運動のすすめ
  • 禁煙のすすめ
  • 飲酒に関しての注意

といった具合に生活習慣の見直しや改善の指導は行われます。
これらの指導があった場合は改善をするようにして下さい。

また、これらの生活習慣の改善を行っても数値自体の改善が見られなかったり、更に悪い数値になってしまったという場合は、投薬治療を検討する事にもなります。

早いうちにわかるようになった糖尿病

今回ご紹介した血糖値の基準値を設定したことにより、糖尿病型の特定、そして糖尿病の予備軍に当てはまるなど、事前に早い段階で自分の体の状況が分かるようになり、中には糖尿病まで行ってはいないが食後高血糖がわかる事で動脈硬化の促進を抑える事も出来るようになりました。
糖尿病は進行していく事で合併症も起きやすく、場合によっては死に至る重大な症状も引き起こしかねないので、検査を受けてみてもし問題がなかったという場合でも安心せず、定期的に受けて健康管理に役立てるようにしましょう。

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