コレステロールが高い原因は複数あり?改善のためにできること

食べ過ぎコレステロール値が高いと高血脂症といった疑いが出てきてしまいます。
いわゆる生活習慣病です。
実際にコレステロールが高いと診断されるとどのようなイメージを持つでしょうか。
多くの人が「結構、脂っこい食事とか多かったからだろうな」という部分を思いつくと思います。

そこで食事内容を改善してみるのですが、思ったようにコレステロール値が改善しない!と慌ててしまう事もあるかもしれません。
「あんなに脂分とか控えたのに何でだろう」となり、ある程度、手を尽くしても無駄なのかな?と思うかもしれませんね。

ですが、コレステロール値が上がってしまうのには色々な原因があります。

まずはコレステロール値が上がってしまう原因から見てみる事にしましょう。

コレステロールが多い食品

コレステロール主に動物性脂肪などが多い脂っこい食事メニューはLDLコレステロールが高くなる傾向がありますので控えるようにしましょう。

特にコレステロールが多い食品は卵、魚卵、うに、いか、たこ、えび、ウナギ、貝類などです。(脂っこい食事は中性脂肪が多く、内臓脂肪に蓄えられ脂肪の原因となる)

 

食事の量が多い

isya003脂っこい食事を避けていたとしてもたくさん食べてしまう傾向があるようであれば注意が必要です。
食べ過ぎる事でカロリーオーバーしてしまうため、エネルギー源として使われる事がなかったブドウ糖は脂肪に姿を変え蓄積されます。
そのため、肥満傾向になりやすく、中性脂肪と一緒にLDLコレステロールが増えやすい環境になってしまいます。

ただし、コレステロールは食事由来が3割、肝臓での合成が7割と言われているので、食べる量が多ければコレステロールは上昇しますが、中性脂肪ほどではありません。

アルコールの飲みすぎ

一見、おつまみに脂っこいものが多いからと思いがちですが、アルコール自体に問題が出てきます。
アルコールは肝臓で分解されます。
分解時にアセトアルデヒドという物質が出るのですが、この物質が中性脂肪の材料となる脂肪酸を作り出しているのです。
つまり、アルコールの摂取量が多いとその分、中性脂肪がたまりやすくなるという事です。
中性脂肪がたまる事で脂肪肝になるリスクも増えますし、中性脂肪が増えるとより動脈硬化になりやすいレムナントと言われる超悪玉コレステロールができやすくなります。

運動不足

運動をあまりしない人は中性脂肪がたまりやすい傾向にあります。
血中の中性脂肪の数値が高まることによって間接的に悪玉コレステロールの中でもより粒子が小さな超悪玉コレステロール(レムナント)が増えてしまいます。

睡眠不足

京都大学が国内企業の男性275名に対して脂質異常症に関する調査を行ったところ143名が当てはまり、異常がなかった人たちと比較してみたところ、睡眠時間が短い人たちはコレステロール値が高くなりやすいという結果が出ています。
寝ている間に脂肪の分解を行う成長ホルモンが充分に活動できなくなる事も考えられ、食欲の刺激をするホルモンの分泌も多くなる事から過食傾向になりやすいといった理由も出てきます。

ストレス

ストレスが多い生活、送っていませんか?
ストレスが多い、または長期間かかる状態は体がストレスに対応しようと交感神経が優位になります。
そのため、副腎皮質ホルモンが多く分泌され、LDLコレステロールを増やす要因にもなるのです。
それだけでなありません。
副腎皮質ホルモンは血圧を上げる、また血液凝固作用などもあるので、動脈硬化のリスクも上がってしまいます。

遺伝

両院からの遺伝により、LDLコレステロール値が高くなってしまう「家族性高コレステロール血症」になる事もあります。

疾患、治療

糖尿病や甲状腺疾患、ネフローゼなどすでに患っている疾患や、疾患に伴う薬の服用が原因でコレステロール値が高くなってしまう事があります。

少しでもコレステロールを下げるために

コレステロール値が上がる原因に対して改善をしていきましょう。
出来る範囲で以下の事を試すようにしてみて下さい。

・食事量を控える

通常の食事量から3割ほど、炭水化物を減らしてみる事から始めてみましょう。
続ける事で慣れてきます。

・飲みすぎない

飲酒量も1日2杯までといった具合に決めて飲むようにしましょう。

・脂っこいものを控える

肉よりもお魚、洋食より和食という感じで変更していくところから始めてみて下さい。
なるべくパンよりご飯食に変更していきましょう。

・睡眠時間をとるようにする

夜更かしをしがちになってしまうのですが、自身の健康のためです。
遅くとも12時には就寝するようにしましょう。
治療の一環と考えて、残業や飲み会などは切り上げるようにして早く帰宅するように心がけてみて下さい。

・ストレスをため込まない

これが意外にコレステロールの要因に絡みついているかもしれません。
結構、「これはこうしないといけない」といった具合に枠を作りすぎてしまうとイライラしてしまう傾向があるので、「人は人」「まあいいか」と、考えを変えるようにするとだいぶ、楽になります。

悩み事が出た場合は信頼できる人に相談する、自分で好きなことをする、笑う、マッサージなどでリラックスする、音楽を聴く、思いっきり歌う、深呼吸をしてみる、時には泣くといった事を実践してみてもストレス解消につながります。
また、ストレスが重なって体調がイマイチ良くないなという時には無理をせず体を暖かくして気が済むまで休むようにするのが理想です。

これらの改善方法を出来るところから始めていってコレステロール値の減少につなげていきましょう。

出来る事から実践

コレステロールが上がってしまう原因が結構多いことが分かりました。
実際に数値が高かったとして、その原因というのが人により違います。
ただ、傾向としては原因が一つだけというよりはいくつかの原因が混ざっているという状況の人が多いようです。
そのため、脂分を控えた食事をしていたとしても思うように数値に変化がないという結果になってしまうのです。
場合によっては生活習慣を改善したのにストレスが多くてなかなか改善できないという例もあります。
ただ、このままの生活を続けると、どんどん動脈硬化が進行する可能性があるので、徐々に原因を減らしてLDLコレステロールを減らしていくようにしましょう。