コレステロールを下げる薬の種類一覧。使用上の注意と危険性

病院で処方されたコレステロール降下剤がどんなお薬なのか、その有効性や危険性について表にまとめました。

このページでは、コレステロールを下げる薬をその危険性に応じて「限定使用」、「危険・有害」、「使わないように」という3種類に分けてあります。

コレステロールを下げる薬

コレステロールを下げる薬一覧

健康診断や病院での血液検査などの際に以下の範囲内にコレステロール値が収まっておらず、それよりも高い場合はコレステロール降下剤が処方されることになります。

  • 総コレステロール 140~219mg/dL
  • HDLコレステロール(善玉) 40~119mg/dL
  • LDLコレステロール(悪玉) 60~119mg/dL

ここでは詳しい薬の紹介と、その危険性について紹介します。

限定仕様に分類されている薬(コレステロールが高すぎることによる心筋梗塞や、コレステロールを下げすぎることによるガン、感染症の危険性も配慮してコレステロール値がよほど高くない限り使用は控えるようにしましょう。)

分類 一般名 商品名 コメント
スタチン剤 プラバスタチン アルセチン、オリピス、コレリット、タツプラミン、プラバスタチンNa、プラバスタチンナトリウム、プラバスタチン、プラバチン、プラバピーク、プラバメイト、プラバロン、プラメバン、プロバチン、マイバスタン、メバスロリン
、メバトルテ、メバリッチ、メバリリン、メバレクト、メバロチン、メバン、リダック
狭心症や、心筋梗塞がある人でコレステロール値が240以上の人に初めて必要。200以下まで下げないように注意。240以上でも心筋梗塞や狭心症、その他危険因子がない限り使用は控える。

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危険・有害に分類されている薬(他に有効で比較的安全な薬剤があるので使用しないように)

分類 一般名 商品名 コメント
スタチン剤 アトルバスタチン リピトール コレステロール低下作用が強すぎるため危険。
ロスバスタチン クレストール
ピタバスタチン リバロ 重大な併用禁忌がある。
フィブラート剤 クリノフィブラート クリーンファイブ、ビナスル、プリンメート、リポクリン、リポフィブラート 臨床試験、動物実験で発がん(がんの増加)が認められているものが多い。クロフィブラートでは、ヒト用量の2倍で11匹中10匹のラットに肝臓がんが発生
クロフィブラート クロフィブラート、ビノグラック
フェノフィブラート トライコア、リパンチル、リピディル
ペザフィブラート アニベソール、ナトリス、ブシャール、ブナトール、ベザスター、ベザセーフ、ベザテート、ベザテリオ、ベザトール、ベザフィブレート、ベザリップ、ベザレックス、ベスタリット、ベトロール、ベファルラート、ベリアトール、ミデナール、モドビル
プロブコール プロブコール イエスタミン、エタクレート、エバチコール、クラフェデン、コバクス、サクベルコート、サスピドン、シンレスタール、スイムタール、ダウンオイール、ピヨコール、フッコラート、プロスエード、プロブコリン、プロブレタン、ライドラース、リポブコール、ロルスター、ロレルコ、ワニール 長期間使用の有効性、安全性が未確認。肥満者には不整脈の危険性あり。

使わないようにに分類されている薬

分類 一般名 商品名 コメント
スタチン剤 シンバスタチン シロバスタチン、シンスタチン、シンバスタチン、シンバメルク、ラミアン、リポアウト、リポオフ、リポコバン、リポザート、リポダウン、リポバス、リポバトール、リポブロック、リポラ 心筋梗塞の危険が著しく高い人、コレステロール値が280以上の人以外は危険のため使うべきではない。
フルバスタチン ローコール
陰イオン交換樹脂 コレスチミド コレバイン 限定使用(CK)のスタチン剤として比較して有用性が認められない。
ニコチン製剤 ニコモール アトミラート、コトモール、コレキサミン、ヨウアモール
大豆不けん化油 ソイステロール トコオール 長期効果と安全性は確認されていない。
EPA剤 イコサペント酸エチル アテロパン、アンサチュール、イコペント、エナゼック、エパキャップ、エパデール、エパフィール、エパラ、エパロース、エパンド、エメラドール、クレスエパ、シスレコン、ソルラミン、ナサチーム、ノンソル、ペオナール、メタパス、メルブラール、ヤトリップ 心筋梗塞予防、寿命延長の効果は未評価。アスピリン少量で治療するほうが安価で確実。
その他 デキストラン硫酸ナトリウム MDS 長期効果と安全性は確認されていない。
ポリエンホスファチジルコリン アエレックス、EPL,プロビーン
エラスターゼ エラスチーム、エリスモン、エルモナーゼ、サワチーム、チオスターゼ、トコベラーゼ、ハンクチーム、ミクローゼ
酢酸トコフェロール エセブロン、バナール、ビタ、ビタミンE,ベクタン、ユベー、ユベラ


(3つの表は「コレステロールに薬はいらない!」浜 六郎著・・・内科医 からの引用)

数値が改善したら薬を止めてもいいの?

コレステロールが高いと薬を処方されたけれど、一生使い続けないといけないのか?
と思われる方も多いと思います。

薬によってはコレステロールが下がりすぎるものや、発がん性や不整脈など重大な副作用のあるものなどがあり、使い続けるには不安が残るものが多いようです。

実際に「長期の服用においての安全性が確認されていない」ものもあるので、長い期間薬に頼るのはちょっと考えものです。

基本的には薬を使って数値が改善場合、お医者さんから「薬はやめてもいいよ」と言われる患者さんが多いです。

ただ、例え薬をやめたとしても前と同じ食生活や生活習慣を送っていれば数値はまた以前と同じ値に戻ってしまう可能性があります。

逆に、食生活や運動をしっかりと続けることでコレステロール値を根本的に改善できれば、通院の手間や高い薬を飲み続けるなんてことからも開放されるのでメリットは大きいです。

食生活の面では野菜多め、魚を食べるということを続けていけばいいですが、料理をする手間などがあるのか途中で挫折する人が多いようです。

生活習慣の改善を一気にやろうとすればまたそれがストレスにもつながりコレステロール値が高くなる要因を作ってしまうことにもなりかねません。

コツとしては無理をしないことが重要で、長く続けられる方法を取り入れていくことがコレステロール値低下の成功の秘訣となるでしょう。

最近では特定保健用食品として、LDLコレステロールを下げる健康飲料などが販売されたりしていますので、そういうものも活用するなどしてできるだけ負担を少なくして対策をしていくことがおすすめです。

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